ネコに癒しの特殊能力”セラピー効果”はあるのか?答えはYES!
2020/09/05
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あなたはネコ好きですか?犬派ですか?
僕は動物全般大好きなのですが、今日はこんな記事を見つけて色々と思うところがあったので取り上げてみました。
Contents
アメリカの退役軍人を看護するネコのお話です
苦しい時間を共に過ごしてくれたトム
”天使のネコ”トムには”第六感”がある、、、。
アメリカ・ヴァージニア州セーラムにあるメディカルセンターに、病気や死期の近い退役軍人の看護をするネコ”トム”がいる。
トムは患者たちにとって友達であり、カウンセラーであり、またケアマネジャーでもある。そしてトムはしばしば患者たちの”最後の瞬間”を共に共感するのである。
”トムは誰かが苦しい時間を過ごしているのがわかるんだ。彼は何度も私のベッドで添い寝してくれて、私は普通ネコがやるように彼のことをこすったり引っ掻いたりしてもがいてたんだ。そして彼はそれを受け入れてくれていた。”
咽頭がんを患い困難な時を過ごしたものの快方に向かいリハビリセンターに暮らす陸軍退役軍人のJamesは言う。
”ある日私は彼にバニラミルクをあげたら、トムはちょっとだけ口にすると私のことをこすって、私の手を舐めまわしたんだ、、、良かったねってね。”
患者だけではなく、その家族や従業員にも心の安らぎを与えてくれる
”トムはある退役軍人がいよいよ亡くなるという時に僕のそばに立っていたんだ。”
と病院のケアサービス主任であるドクターBlakeは語る。
”トムは私を見てミャァーと鳴いた。そして彼はその退役軍人と家族が最も困難な時に彼らの側にいたんだ。その後彼は私たちが彼に最も望んでいたことをしてくれた、、、ストレスをかけず、家に戻ったような環境を作ることを。”
保護シェルターからやってきたトム
2012年、主任看護師であるRizzoとアシスタントのHartは、痴呆症の患者に心の安らぎを与え彼らの死期を教えてくれるネコ・オスカーのドキュメントを書いた” Making Rounds With Oscar”を読み、
”こんなネコが必要なんだ”
と思い立ち、何度も保護シェルターを訪れてついにトムにその役目を委ねることを決める。
当初は患者やその家族、病院の職員の中にもネコが嫌いな人がいるのは明らかだったが、”ネコ立ち入り禁止区域”を決めることでトムをそこには近づかせないことを約束した。
”ネコを嫌っていた患者たちも最終的にはみんな彼を気に入っていたよ!本人は全く気付いてなかったけどね!”
”中にはネコアレルギーだと言っていた家族もいたけど、1週間もしないうちにトムにおやつをあげに来てたよ。この病院には1000人以上働いているけど、休憩中に彼に餌をあげたりかまったりしてるんだ。それでトムは夜勤の職員がおやつをあげるのを忘れたら”叱りつけて”たよ(笑)。”
そしてRizzoはパーキンソン病を患い言葉を発するのが難しくなっていた患者が、トムが彼の膝に乗ったら状況が改善したのを覚えている。
トムは自身のテリトリーをわきまえているし、人間のようでもあり、そして従業員達をとてもリスペクトしている。
ネコ嫌いで冷たい態度の娘に父親の死期を知らせた
もう1つ”ネコが嫌い”という退役軍人患者の娘との胸を刺すような強烈な話がある。
父親はトムのことが好きだったが、その娘はトムの姿を見るとドアを締め切っていた。ある日、ほんの数分娘が父親の病室を離れていた隙にトムが部屋に入ってきて、その後娘のところに行って彼女が父親の部屋に戻るまでミャァーと鳴いていた。
まるで”彼女を連れてくる”と言っているかのように、、、。
その数分後に父親は亡くなったが、彼が亡くなるときに娘と一緒にいるようにしてくれたんだと納得したのだった。
”天使のネコ”トムは、軍人たちへ最後の敬礼をしてれる
”この神秘的で非科学的な何かと調和することはトムに取っても容易ではなく、亡くなった人に寄り添った後、トムはしばらく1人になる必要があるようだ。でもそれはみんなにとってはとてもタフなことで、いつも彼を探している。みんなトムのことが好きなんだ。”
父親を失った際にトムに特別なものをもらったSharon Herndonは2014年に著書“Tom The Angel Cat”の中で彼を”天使のネコ、トム”と呼び、
”人生最後の仕事を終えた軍人たちに最後の敬礼をしてくれる”
と記している。
参考記事:Tom the cat has ‘sixth sense’ in comforting ailing veterans
ネコの不思議な力と魅力
いかがでしたか?
アメリカ的感動秘話ですが、退役軍人の話なので日本のメディアではなかなか取り上げてくれなそうですね(汗)。
日本のペットの人気ランキングで、犬を抑えてネコが1位なんだそうです。
動物と人間の心温まるエピソードで、
捨てられていたのを助けたネコが倒産寸前のお店にお客さんを引き寄せて商売繁盛につながった!
とか
人間よりネコの数の方が多い島にはネコ目当てで観光客が押し寄せてくる!
とか
難病の女の子がネコを触れ合って病気が治った!
みたいな今日紹介したような話をたまにテレビで見たりしますが、こんなに感動的じゃなくても、ネコを飼っている人なら何度もこんな経験したことないですか?
・めちゃめちゃ落ち込んでいたら、無言で寄り添ってくれた
・熱でうなされていたら看病するかのように見守ってくれた
・普段おとなしいのにミャァミャァ鳴くと思ったら危険を知らせるサインだった
・ゴロゴロ喉を鳴らすのを聞くだけで心が安らいだ
・撫でただけで涙が止まらないほど感情が湧きだした
これ僕の経験談です(笑)。
うちにもでっかい黒猫がいます。
ペットと暮らすと成長すると言いますが、ネコと暮らすことで僕も大きく成長しました。
毛玉を吐いてしまうからと毎日ブラッシングをするだけじゃなく部屋の掃除をするようになったし、決まった時間にご飯をあげなくちゃいけないので規則正しい生活を自分もするようになったし、
”一人で待ってる”と思うとそわそわしてしまって夜も早く帰るようになったし、こっちの都合の良いようには行動してくれないので、自分中心ではなく”あの人はどう思っているのか?”と他人を思いやるようにもなりました。
ネコの人間に対する”距離感”が好きです
僕が一番好きなのは、
”ネコの人間に対する絶妙な距離感”
なんです。
よくネコは空気を読まないなんて言いますが、僕はその逆だと思っていて、彼らは空気を読むからこそ人間がハッとするような場面で思わず笑ってしまうような行動をするし、その場の雰囲気を和ませてくれるんだと思います。
そしてベッタリと密着するわけでもなく、遠くに離れて完全拒否するわけでもなく、絶妙な距離感と関係性を保ってくれるんですよね。
落ち込んでいる時にノソノソ近づいてきたかと思うと後ろ足1本だけでポンっと僕の手のひらに乗せてきたり、疲れてソファーで寝てしまったら一声だけ”ミャァ”って鳴いて起こしてくれた後に何処かに行ってしまったり、、、。
不思議で予想不能なところが魅力の1つなんですよね!
動物とのふれあいには癒しの効果があると言われています
”動物と触れ合うことでストレスを軽減したり自信を回復したり精神的な健康を開放させることができる。”
とウィキペディアに書いてありました。
これをアニマルセラピーといいますが、セラピー犬が病院を訪問したら難病の子供や患者が笑顔になったとか、心を閉ざしていた子供にペットの世話をさせたら次第に心を開くようになったとか、乗馬をすることで心が穏やかになったなどの事例があるようです。
実際に僕もうちの猫をなでるだけでなんかとっても落ち着くし、夜は一緒に寝てくれますが、体のどこかが触れているだけでリラックスして眠ることができます。
アニマルセラピーには、
・生理的効果…癒し効果
・心理的効果…感情や行動にプラス効果
・社会的効果…人との交流の円滑効果
があり、動物と触れ合うことでその恩恵が受けられます。
それも効果絶大なんだそうです。
動物の力って偉大ですね!!
参考記事:動物と触れ合おう!アニマルセラピーの良い効果(mamariさま)
ネコに癒しの特殊能力はあるのか?
長々と書いてきましたが、僕の答えは”YES”です。
ハッキリと説明できる根拠はありませんが、
身をもって感じていることです!!
決してネコ贔屓ではありません!!
これがオカルト宗教とかに引き込まれてしまうときの心理状態なのか(笑)??
今日どこかでネコを見つけたら、やさしくナデナデしましょう!
きっと癒されますよ。
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